赤ちゃんの名付け

候補の漢字の意味を調べてみよう!意味・熟語・成立ち・部首

赤ちゃんの名付けでは、基本的には漢字を選んで、また、読み方の候補をだして、最後に漢字との組み合わせを考えていく、という流れになります。

女の子であれば、ひらがなの名前も多いですが、名付けの過程では、漢字の名前も考えることになるかと思います。

候補の漢字が決まったら、まずは候補の漢字の意味を調べると、候補を絞り込むことにもつながるので、やっておくと良いでしょう。

1.最も重要なのは漢字の意味

やはり、最も重要視すべきは漢字そのものが持つ意味です。漢字の意味を調べたければ、インターネットで簡単にわかります。

辞書を引けば、情報も正確ですし、複数の辞書を確認すれば、より深く意味を把握できるでしょう。

これから名付けをするなら、1冊くらいは紙の辞書を自宅に置いておくのも良いでしょう。

注意点としては、 歪められた情報だけを見て判断しないようにするということです。

名付けのための情報サイトでよく見られるのですが、漢字の良い意味や、良いイメージを膨らませて、いかにも名付けに向いた字であるように見せている場合です。

悪い意味を隠しているわけではなく、名付けのサイトなので、名付けに適した意味を紹介しているにすぎないのですが、なかばこじつけのようなものもみられます。

この様な、誰かの意図が入った漢字の意味だけを見て名付けるのではなく、客観的な漢字の意味を、辞書で調べて、自分自身で理解し、イメージを膨らませる様にしましょう。

これはなにも、「漢字の悪いところを探すべき」という意味ではありませんが、知識として知っておくべきだということです。

赤ちゃんの名付けにおいては、 その名前を好きになることはもちろん、使う漢字も好きになった方がいいでしょう。

そうしたとき、人を好きになるときと同様に、いい面だけを見て好きになっても、本当に好きになったとは言えません。良いところも悪いところも知った上で好きになることが重要です。

「好きになる」ためのやり方を、漢字に当てはめるのは、やりすぎなようにも感じるかもしれませんが、漢字のありのままの意味を知ることで、その漢字をもっと好きになれるというものです。

例えば、悪い意味を知らないまま名付けてしまうと、何かの拍子で良くない意味を知ったときに、裏切られたような気持ちになってしまうかもしれません。

悪い意味を知った上で、その名前を使う事で、「like」よりも、「love」寄りの好きになれるでしょう。そこまでいって名付けた名前なら、漢字レベルで好きな名前と、胸を張って言えることでしょう。

2.漢字を使った熟語も調べておく

いつも、見慣れた漢字でも、調べてみると意外と知らない熟語があったりします。

「うっかり」その熟語と同じ漢字の組み合わせを使ってしまったりしないよう、名付ける前に、事前に調べておきましょう。

私自身は結構世間知らずなことがあるので、調べないと大変なことになる。という自覚があり、かなり調べて名付けをしましたが、博識な方でも、「漢字と読みと画数と」と、頭がいっぱいになってしまったり、マタニティハイで周りが見えなくなったりして、「うっかり」熟語を、名前にしてしまうということもあるでしょう。

第三者の目を入れる。というのも、とてもいい方法ですが、まずは自分で確認するようにしましょう。

また、熟語になると、漢字1文字の意味とは、違った意味をもつ場合もあります。

漢字単体の意味に加えて熟語としてどのように使われているかというのをみることによって、漢字の理解がさらに深まります。

また、漢字には「熟字訓」というものがあり、熟字訓の場合漢字そのものの意味が薄れているようなものもあります。

例えば、男の子の名前で人気No.1の漢字である「太」の場合、「心太(ところてん)」という読み方があります。おそらくは「心」「太」の漢字の意味が元になったのだろうと思いますが、現在使われている「心」「太」それぞれの漢字の本来の意味は薄れているように思います。

あえて、「大和(やまと)」とか「弥生(やよい)」という、熟字訓をそのまま名前にしてしまうケースもあるしでしょうが、それも、知った上で初めて、特殊な読み方含めて、名付けができるというものでしょう。

3.文字の成立ちは参考程度に

成立ちがはっきりしている漢字もあれば、諸説あるものもあります。

成立ちが、あまり良い意味で無いという理由でその漢字を避けるひとも居るようですが、不要です。

漢字の成立ちに意味があるとしても、現在どのような意味で使われているか?ということを最も重視すべきでしょう。

また、成立ちを調べることによって、漢字の持つ意味合いがより深く理解できることもあります。

例えば「光」という文字であれば、人の上に火があるという認識はどこも同じなのですが、その解釈として、「火を扱う聖職者」とか「囚人が火に焼かれる姿」とかいわれています。

中には、後者の成り立ちを強調して、成り立ちが悪く、名付けには適さないという主張も見られます。ですが、解釈には諸説あるので、まに受けすぎるはやめましょう。

言葉は、時代に合わせてその姿を変えながら進化していきます。名前は「言葉」の1つでもあるので、同様に時代に合わせて変わっていく必要があります。それは、漢字も同様です。

過去の成り立ちや、どういった意味を持っていたか。という話は、歴史や文化として、1つの事実として、あってもいいでしょうが、いつまでも引きずるものではありません。

今の時代において、どういった使われ方をしているか?どんな意味があるか?一般的にどのように受け取られるのか?といった視点が、最も重要な要素です。

ですので、成り立ちは「参考程度」に。

4.部首にも意味がある!?

漢字にはそれぞれ部首と呼ばれる部分があります。

「亻(にんべん)」とか「艹(くさかんむり)」とかのことです。

それぞれ部首としては、「人」「艸」で、そのまま「ひと」、「くさ(樹木でない)」を表しています。

少し変わった例で、「酒」という字がありますが、この漢字の部首は「氵(さんずい)」ではなく「酉」の部分です。十二支の酉(とり)の字ですが、元々はお酒を長期間入れておくための容器を示す文字だったようで、そう考えると「酒」という字の部首が「酉」ということにも納得がいきます。

このように、漢字にはそれぞれ部首があり、部首にも成り立ちや意味が存在します。

しかし、文字の成り立ちと同じように、名付けにおいては、重要視する必要はありません。

あくまで、おまけの雑学程度に知っておくと、理解が深まるといった程度です。正直、出生届を提出したあとに、調べてみるくらいでも、いいかもしれません。

5.まとめ

名付けに使う漢字を好きになる。というために、漢字の意味を知り、理解を深めることはとても大切です。

意味を知らずに名付けるのは、意味を知らずに言葉を喋っているのと同じようなことです。

最低限、名付けた自分自身が後悔しないように、漢字の意味はしっかりと調べて名付けに臨みましょう。