赤ちゃんの名付け

名付けで祖父母の意見を聞かない両親へ

待望の孫への思いが強すぎて、名付けに口出しをしてしまう祖父母は多いでしょう。

そして、赤ちゃんの祖父母が、必要以上に干渉してきて、名付けにまで口出しをしてくると悩んでいる両親も多くいるでしょう。

そんな両親に伝えておきたいことを記事にしました。

1.口出しに従う必要はない

名付けの主役は「赤ちゃん」とその「親」です。その事実は変わりません。

何らかの事情で親がいないこともあるでしょうが、ここではその場合については触れないこととします。

自分の子供を、自分の所有物のように考えている人がいます。その延長で、孫も自分のものと考えている人も、一部存在するようです。

そういった考え方の人は、孫の名付けにも過干渉になり、自分の意見を通そうとしてくるでしょうが、従う必要はありません。

両親が顕在であれば、出生届は両親でないと提出出来ませんので、いくら口出しをされたところで、自分たちの気に入った名前を出生届に書いて提出すれば良いのです。

名付けは、何よりも赤ちゃんのことを考えて行うようにしましょう。

もし、我が子の名前が気に入らないという気持ちが少しでもあれば、赤ちゃんは敏感にそれを感じ取ります。

想像してみて下さい。祖父母に口出しをされて自分の気に入った名前を付けられなかったとして、子供に、自分の名前は好きか?と尋ねられたとき、なんと答えますか?本心で「好きじゃない」と答えるのも、嘘で「好き」と答えるのも、どちらにしても苦しいでしょう。

祖父母の意見を参考にするのは良いですが、押し負けるような形で、自分の意見を抑えて、本心で気に入ってない名前をつけるのは、子供のためにも、自分のためにも良くないです。

祖父母の「口出し」に従う必要はありません。

2.口出しされたら1晩寝かせてから考える

名付けに真剣な両親ほど、口出しをされるこをを嫌うことと思います。

特に、自分と反対意見とも取れるようなことを口出しされると、ムキになって全く聞く耳をもたないということもあるでしょう。

しかし、「ムキになる」ということは、それだけ的を得ている意見だということでもありますので、邪険にするのではなく、冷静になって考えるためにも一晩寝かせてから、考えるようにしましょう。

「読み方がおかしい」とか「画数が良くない」とか、多くはそんな意見かと思います。

自分が考え抜いた候補の名前を否定されることは、精神的にかなり来ることは間違いありません。

それだけ真剣に考えているという証拠です。

ですが、そういった「読み方」とか「画数」の意見は、客観的に見ればどれが正しいかはわかります。

自分が間違って入れば、素直に認め、祖父母にはお礼を伝えましょう。

例えば、祖父母の指摘で調べた結果、自分がつけようとしていた名前の読み方がとても珍しいものであることがわかった場合、まず自分がどうしたいのかを考えましょう。

それでも、その読み方を貫きたいのであれば、「珍しくても正しい読みであること」「それを知った上で選んだこと」をきちんと伝えましょう。

祖父母の側も、自分の意見をちゃんと考えてくれての結論であれば、納得してくれることと思います。

次に、祖父母の「口出し」が、感情的で好みに関する意見だった場合についてです。

例えば「かわいくない」とか「響きが気に入らない」といったようなことをいわれたら、まずは、その理由をきちんと説明してもらうようにしましょう。

相手が感情で意見してきている状況で、こちらがいくら論理的に対応しても、議論が進展しません。

こちらも感情で反論すると、さらに炎上するので、それも避ける必要があります。

まずは祖父母に、なぜ気に入らないのかを論理的に考えて理解してもらう必要があります。

ただ、おそらくは任せても感情の領域から抜け出してきてはくれないため、適度なアシストが必要です。

まずは、感じを1文字ずつに分解して、どの漢字が気に入らないのか、それはなぜか?

読みについても、このひらがなの響きが気に入らないのか?例えばこっちの読みと比較してどう感じるか?

といった具合に、聞き取りながら誘導していくしか無いでしょう。

それでも、「気に入らないものは、気に入らない!」と全く態度を変えないようであれば、今後もあらゆる場面で衝突し、自分たちが消耗することになるので、絶縁するか、十分に距離を取ったほうがいいでしょう。

もしも、これからも有効的な関係を築いて行きたいのであれば、その頑固な祖父母の息子か娘が説得に当たるしかありません。

夫婦間の関係性が健全なことを前提として記事を書いていますが、夫婦どちらかの両親の意見のために、名付けをする親が何かを我慢するということは絶対に避けるべきですので、自分の親のことは、自分で処理するようにしましょう。

名付けは重要なイベントの一つではありますが、「名付け」程度を円滑に進められないようであれば、今後の子育ては苦労が耐えないことは目に見えています。

そうなってからではもはや遅いので、赤ちゃんが生まれる前から、そのあたりはきちんとしておきましょう。

特に、夫は「産む」という仕事がないので、十分に将来のことを考えて行動スべきです。

3.祖父母の口出しをそのまま料理しない

名付けは夫婦で行うものです。基本的にはどちらかに任せるということでもよいでしょうが、あまりに自分の意見を持たないというのもトラブルのもとになります。

「自分の意見のない夫の親が口出しをしてきた」といったケースを例に考えてみます。

この場合夫は、「好きなように決めていい」と妻に伝えていることでしょう。

「最終決定の際は確認させてほしい」という感じかもしれませんが、基本は丸投げということになります。

妻は、一緒に考えたかった気持ちはあるかもしれませんが、仕方なく自分一人で考えることになるでしょう。

妻の両親に名付けに関する相談を持ちかけるかもしれませんが、そこは問題にならないでしょう。

問題になるのは、夫の両親が口出しをしてくるケースです。

夫側の祖父母が口出しをする場合、大抵の場合はその意見を夫に伝えるはずです。

夫に、名付けについての自分の意見が無ければ、受け取った「口出し」をそのままに、「まな板の上」に乗せてしまうのです。

夫とは好きどうしで結婚していても、その両親は言ってみれば赤の他人です。

赤の他人の意見程、気持ちの悪いものは無いでしょう。

そんなものを「まな板の上」に載せられても、料理のしようがありません。

では、どうすれば良いのか?というと、夫が真面目に名付けについて考えるしかありません。

夫自身が、両親の「口出し」を受け取り、それを含めて検討した上で、「こうしたほうがいいんじゃないか」という意見であれば、それは、妻にとっても美味しい食材になりえます。

妻の側も、自分の両親と話をした上で、どのように名付けをしたいのかということを考え、

その2つの食材を組み合わせて料理をすれば、きっと「良い名前」が出来上がります。

「妻の意見」と「夫の両親(=他人)の意見」では、料理がうまくいくはずはありません。

子供は当然、夫婦の子ですが、名前も同様に夫婦で作り、大切にすべきものです。

自分の両親が、祖父母の立場から名付けに「口出し」をする場合、その意見をそのまま配偶者に伝えるのではなく、一度自分の中で噛み砕いて、自分の意見にした上で、伝えるようにしましょう。

平和的な関係を築きながら、子育てをしていくには、そういった配慮が欠かせません。

4.「徹底的に」話し合うのもあり

基本的に祖父母含め、両親以外の人の名付けへの「口出し」は厳禁ですが、そうはいっても口出ししてくる人は多くいるでしょう。

無視したり、自分が折れたりするのが嫌ならば、折り合いのつく名前を検討するしかありません。

どうしても折り合いがつかず、今後も良好な関係を続けていきたいのであれば、「話し合う」という選択肢も残されています。

ですが、もともと赤の他人同士が納得のいく結論を出すことは非常に難しく、ほぼ確実に困難な道になります。

それでもやる。という強い意志があればやってみてもいいでしょう。

逆に、そこまで本気で無いひとはやめておいたほうが良いでしょう。

「他人の意見」だから受け入れられないのであって、「話し合い」を経て、根本的な価値観も理解し合える関係になれば、名付けについても、互いの意見に折り合いをつけることができるでしょう。

また、今後の関係も良好になり、きっと子育てにも協力的ますし、今後発生するであろう数々の問題でも、意見を合わせることが容易になるのではないでしょうか。

私の場合は、画数に関して、妻の母親と若干対立しましたが、話し合いで解決して、今では良好な関係を続けられています。

5.まとめ

名付けの「口出し」もそれを「煙たく思う」ことも、根っこを辿れば、「生まれてくる赤ちゃんのため」という本質は同じなのでは無いでしょうか?

本質は同じなのに、そこに無駄な感情が乗ってしまっているために、対立しているという状況ができ上がっています。

感情を抜きにして話し合ったとき、赤ちゃんにとって、名前はどうあるべきかと言うのは自ずと決まるでしょう。

祖父母は、聞き慣れない名前でも、今の時代にあっているものなら良いと考えるようになり、両親は、個性を出すためだけに、珍しい名前にすることの愚かさに気づくことができるはずです。

そして、その上で、最後に気に入るかどうかを決めるのは「感情」になりますが、両親と祖父母のどちらの感情を優先すべきかは明白でしょう。

そうやって名付けをできれば、良好な関係のまま、生まれてくる赤ちゃんを迎えることが出来ます。

「口出し」はほとんどが感情的なもので、感情的であるために、良くないのです。

論理的思考に基づいた「口出し」であれば、むしろ歓迎すべきともいえるでしょう。

名付けをする両親は、感情的な「口出し」をされたときこそ、赤ちゃんのために冷静に、論理的に対処するべきです。